林穂之香(はやし ほのか)選手は、女子サッカー日本代表にも選ばれているプロサッカー選手です。
1995年生まれの林穂之香選手は、157センチと小柄な体格ながらミッドフィルダーとして活躍。
2021年からは戦いの舞台をヨーロッパへと移し、屈曲な外国人相手にもタフな戦いを続けてきました。
そんな林穂之香選手は、2023年7月から開幕したFIFA女子W杯の日本代表なでしこジャパンのメンバーにも選出されています。
グループリーグ初戦のザンビア戦では出場こそなかったものの、今大会での活躍が期待される選手の一人です。
今日はその林穂之香選手について、
などを調べてまとめてみました!
この記事をチェックすれば、FIFA女子W杯で日本代表の林穂之香選手をもっと身近に応援できること間違いなしですよ!
本代表の林穂之香について

まず最初に、林穂之香選手の基本情報を簡潔にまとめてみました。
後々深掘りはしていきますが、下記のプロフィールをチェックしてもらえたらと思います。
名前:林穂之香選手(はやし ほのか)
生年月日:1998年5月19日(2023年現在25歳)
出身:京都府宇部市
身長:157センチ
体重:50キロ
現所属:ウエストハム・ユナイテッド
次からはこれまでの経歴やプレースタイルなどを、深掘りして紹介していきます!
林穂之香の経歴と現所属チーム

林穂之香選手は現在イングランドのウエストハム・ユナイテッドに在籍しています。
ウエストハム・ユナイテッドには2022年9月に加入しましたが、それまでは合計2チームでプレー。
経歴は下記の通りです。
2013年〜2020年:セレッソ大阪堺レディース
2020年〜2022年:AIK (スウェーデン1部)
2022年〜現在:ウエストハム・ユナイテッド(イングランド1部)
セレッソ大阪堺レディースでは約7年もプレーされていたんですね!
林穂之香選手はもともとセレッソ大阪堺レディースの下部組織でプレーしていました。
そんな中、2013年からなでしこ2部リーグに相当するチャレンジリーグへ参戦したのをきっかけに、当時15歳ながら大人のカテゴリーでプレーし始めます。
その後は年代別代表などにも選出されて腕を磨くと、2020年からはスウェーデン1部リーグのAIKに移籍。
コロナのパンデミックに振り回されながらも、2シーズンでコンスタントに結果を残し、イングランドの名門・ウエストハム・ユナイテッドへとステップアップを果たしました。
林穂之香のポジションはミッドフィルダー

林穂之香選手のポジションはミッドフィルダーで、主にボランチとしてプレーしています。
非常に小柄な選手故に、外国人相手だと体格で見劣りしてしまいますが、ビルドアップの起点になるリンクマンとしての能力は非常に高いものがあります。
特別目立ったプレーや派手なプレーが多い選手ではないものの、チームの攻撃を活性化される縁の下の力持ち的な選手と言えるでしょう。
日本を飛び出した後は、ヨーロッパで徐々に課題であった得点力も改善され始めました。
スウェーデンでは2シーズンで7得点、ウエストハム・ユナイテッドでも得点を決めており、攻撃的な選手としても開花しつつあります。
日本代表なでしこジャパンでの林穂之香

林穂之香選手は年代別の日本代表なでしこジャパンの一員として、これまでに2016年と2018年のU-20W杯に出場しました。
そんな年代別代表での活躍が評価され、2019年に日本代表なでしこジャパンA代表に初選出。
デビュー戦は2019年12月11日に開催されたEAFF E-1サッカー選手権2019のグループリーグ初戦・台湾戦で、試合は9-0でなでしこジャパンが勝利しており、林穂之香選手は46分からプレーしました。
コロナの影響で開催が延期となった東京五輪2020でも本戦メンバーに選ばれており、グループリーグ2戦と準々決勝の3試合に出場しています。
残念ながら準々決勝でスウェーデン代表に負けたのもあって、本人も相当悔しかったはず。
2023年7月現在までのなでしこジャパンでのキャリアは、通算22試合出場0得点。
非常に選手層が厚いポジションではありますが、ヨーロッパで磨いた実力はホンモノです。
今後も、なでしこジャパンに大きな影響力をもたらすことのできる選手なだけに、回ってきたチャンスを是非掴んで欲しいですね!
2023年7月にオーストラリア・ニュージーランドの共同開催で始まったFIFA女子W杯では、背番号16番でメンバー入り。
東京五輪での雪辱を晴らす林穂之香選手のプレーに期待しましょう!
林穂之香のこれまでの成績

最後に林穂之香選手のこれまでの成績をまとめてみました。
まずは、所属した3チームとなでしこジャパンでの成績です。
セレッソ大阪堺レディース:150試合出場36得点
AIK:36試合7得点
ウエストハム・ユナイテッド:21試合1得点
なでしこジャパン:22試合出場0得点
7年間在籍したセレッソ大阪堺レディースでは、2017年からキャプテンにも就任。
キャプテンとしてなでしこリーグ1部昇格を勝ち取るなど、印象的な活躍を見せました。
現在所属しているウエストハム・ユナイテッドでは、世界中から集まる猛者たちと激しいポジション争いを繰り広げながらも、次第に出場時間を伸ばしてきています。
次はこれまでのキャリアで勝ち取ったタイトルです。
なでしこリーグ2部 優勝 2017年
FIFA女子U-20W杯 優勝 2018年
EAFF E-1サッカー選手権 優勝 2019、2021年
これまでのキャリアで林穂之香選手が獲得したタイトルは合計4つになります。
ただ、やはりサッカー選手である以上はFIFAW杯での優勝を夢見ているはずでしょう。
なでしこジャパンが初めてFIFAW杯で優勝を果たした時から12年。
思うように国際舞台で結果を残せていないなでしこジャパン。
林穂之香選手は初めてのW杯になりますが、今大会こそは優勝を!といった想いが絶対にあるはずです。
悲願のW杯王女奪還に向けて、林穂之香選手のプレーに是非注目してみてください!
林穂之香の情報まとめ
この記事では、林穂之香選手の所属チームや経歴、プレースタイル、実績などを調べて紹介してきました。
セレッソ大阪堺レディースでキャプテンとして活躍した後、ヨーロッパのスウェーデンとイングランドへの挑戦を決めた林穂之香選手。
体格差を逆転させる持ち前の技術を武器に、年々着実に出場機会を伸ばしてきました。
25歳になった林穂之香選手は、いよいよ世界的大舞台であるFIFA女子W杯になでしこジャパンの一員として挑みます。
残念ながら初戦のザンビア戦で出場機会はなかったものの、コスタリカ戦たスペイン戦では絶対になでしこジャパンに必要となる選手だと思っています。
初の大舞台でヨーロッパで培った経験をしっかり証明することができるか。
なでしこジャパンの躍進の鍵を握る、背番号16のプレーに要注目ですよ!
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